趣味のオートバイのFRPカウル修理
2020年3月7日 筑波ロードレース選手権第1戦ST600クラスの決勝レース1周目の2コーナーで、マシンが振られてコースアウトして真っ直ぐコース脇のスポンジバリアに一直線。
僕の身体もマシンもバキバキになってしまいました。
でも身体もマシンもなおしました!
このバランバランのカウルを見てください。普通はゴミクズ同然の扱いだと思います。
ドライヤーで温めながら丁寧にステッカー類を剥がしていきます。
キレイになったら、中心に近いパーツからエポキシで接着していきます。
ここは手抜きせずに位置合わせをしっかりしながら留めていかないと、出来上がりが歪みます。
ばぁ〜〜ん!
接着しただけの状態です。
シルエットだけなら、ほぼ元通り(笑)
ここからFRPで繋げていきます。
グラスファイバーはマットとクロスを併用してます。
まず、ほぐしたマットを貼って、最後に1枚クロスを貼って強さと仕上りを良くしてます。
タルクのパテを多用する人もいますが、レース用のカウルでは重くなるのと強度が無いためパテはできる限り使いません。
貼る→乾燥→研磨→貼る→乾燥→研磨 の繰り返しです。
だいたい完成です。左は壊れてないもの。右は直したもの。
白くない部分は修理の手が入った部分です。
装着すると、こんな感じです。
敢えて塗装はしてないです。
実はこの後、練習機で練習を再開して2ヶ月経った頃に↑この本番機に乗ってみたところ·····
時速200km以上のスピードで転倒してしまい、さらに大破させてしまいました。
懲りない男です(¯―¯٥)