戸車交換&建付け調整
今回のご依頼では、新築時の施工不良が露呈しちゃってます。
まずは、戸車交換です。
このトステムの戸車、ちょいちょい動かなくなっているものに出会います。ムッチャ値段高いのに……。耐久性は短い方?
そして、新しいものに交換して扉をはめようとしたら••••、床で引っ掛かってはまらない(*_*)
なんで!?
もう1度、戸車を外して確認してみると、古い方の戸車はブレーキ部(白い部品)が短くカットされてます!!
つまり、扉の枠のタッパをきつく作りすぎて、新築時に扉をはめようとしたけどギリギリ入らなかったので、ブレーキ部をカットしたって事か(-_-)
※当然ブレーキ機能は効かない
仕方ないので、新しい方もカットして入れました……。
まったく(-_-;)
お次はもっとヤバいとこ。
部屋側の壁をエグッて扉を収めている為に、壁がかなり薄くなっています。
ただただ薄く作っただけなので、壁が反ってしまってます。しかも部屋側に•••。
当然、扉に当たってしまって、扉が重〜くなってしまってます。
本来なら壁をはぐって反りを直すんでしょうが、お客様はご予算を抑えたい。
扉を部屋側へオフセットさせて当たりを抑える事に。。。
まずは戸車を目一杯外側に寄せます。外側の化粧ベニヤ1枚のところまで削りました。
でも、コレだけではまだまだ扉は軽くなりません。
上側も削ります。
これでも、まだ擦れてはいますが何とか女性でも開閉できるレベルまできました。
更に壁が反るようなら、壁を直します!
お客様には、大変喜んでいただけました。