雨漏りのご相談

先日、春日部でも土砂降りの日がありました。

土砂降りが終わった頃に電話が鳴りました。
『雨水がリビングの掃き出し窓の上からバシャバシャ漏っている。直ぐに見に来て！！』と。

直ぐに見に行くと、確かに室内の窓枠の上に水漏れがが滴った跡。

なんでも、以前からたまに大雨の時には雨が漏る事があったそうです。

しかしながら、外の壁にも内側の壁と天井にも雨水侵入経路や痕跡はありません。

後は、何処かからまわってきた雨水しかないので、上の部屋を確認させていただくと•••••。

すぐ斜め上にバルコニーがあります。
ココは超怪しい••••。

バルコニーの排水口は１箇所。
排水口からの縦樋を見てみると••••、

屋根からの縦樋とバルコニーの縦樋が、バルコニーのすぐ下で連結されています。

ムッチャ怪しいです。

流量の多い屋根からの縦樋がパンパンに流れるとバルコニーからの水が流れようにも流れずオーバーフロー（逆流）してバルコニーがプール状態になり、防水ラインを超えると壁内に流れてしまう。
というのが、僕の仮説です。

とりあえず、合流してる縦樋を２本に別けます！

と、その前に仕入れた焦茶色の縦樋を白く塗装しました。
ペーパーで足つけして、シーラーを塗って、2〜3度本塗りして完成。

そして、本日取付けてきました。
現場で長さを合わせてカットして接着するだけです。

今回は都合により固定は既存の縦樋にタイラップ（結束バンド）留めです。

排出も都合により（ご予算の都合もありましたので）地ベタに放出（バルコニー側）です。

施工はサクッと30分程で完了！
お客様も仕上がりにはご満足度いただきました。
後は土砂降りを待つだけです(笑)

最後に、お客様が今ハマってるモスのとびきりチーズバーガーをご馳走になりました(^_^)

細かいことですが、結束バンドの白いものは室内用で、黒いものは外使用もOKです。
一般的な白いものは耐候性がありません。
今回は、耐候性のあるアイボリー色のものを使用してます。